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AI仕様書エディタ「Kakusill」/Monthly Pitch! スタートアップの扉
AI仕様書エディタ「Kakusill」/Monthly Pitch! スタートアップの扉
山口 公徳 さん
サービス概要:
AIの発達によりコーディングはどんどん速くなっていますが、一方で「サービス開発における暗黙知を、AIは反映しきれていない」と語るのは、Atsumell代表の山口さんです。その結果発生するのは、認識齟齬による手戻り。従来でも手戻りコストは開発費の20〜40%ほどを占めていると言われていました。しかしAI駆動時代では、せっかくコーディング速度が上がって効率性が高まっても、それが無駄になるほどの手戻りが発生しているようです。
この問題を解決するためにAtsumellが開発するのが、AI仕様書エディタ「Kakusill」です。ヒアリングAIが抜け漏れのある業務・システム要件を可視化し、暗黙知を仕様データベースに蓄積。プロが行う業務・システム要件整理を属人化なしに実現し、後工程からの手戻りをなくします。

Monthly Pitch編集部はココに注目:
LLMの進化により、開発下流のコーディングやテストの効率化が進んでいる一方、企画や要件定義といった業務にはあまり影響が出ていないようです。そもそもAIが苦手な分野ではあるものの、外注や仕様、承認といった日本特有の文化がそれを阻害しているそう。Kakusillはこの課題に取り組みます。
この市場は、DX投資における手戻り削減だけでも9,800億円規模、SIer市場全体を見れば10兆円規模と、巨大なマーケットです。日本の商習慣への対応はグローバルサービスでは実現しづらく、高い技術力が必要であることにもAtsumellは勝機を見出します。
ClaudeやCopilotと異なり、上流工程からシステム開発をAIで変革するのがAtsumell社の特徴。個人のコード作成を補助するのではなく、組織のAI活用基盤を開発し、システム開発に携わる非エンジニアでもAIを使いこなせる仕組みづくりを目指します。
