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2026.04.03
日本から世界のインフラ格差解消へ挑むPathAheadへ出資 〜Honda発のスタートアップ、独自の造粒技術『Rising Sand』研究開発事業〜
株式会社サイバーエージェント・キャピタル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:近藤裕文、以下CAC)は、本田技研工業株式会社(以下Honda)の新事業創出プログラム「IGNITION」を通じて誕生したスタートアップで、独自の造粒技術の研究開発を行うPathAhead株式会社(読み:パスアヘッド、本社:東京都港区、代表取締役:伊賀 将之)に出資したことをお知らせいたします。
PathAhead株式会社ついて
PathAhead代表の伊賀氏は、本田技術研究所の材料研究センターにて14年間にわたり素材研究に従事し、自動車向け鋼板開発やサステナブル材料の研究開発において深い知見を有しています。この高度な素材工学のアプローチを建設・土木領域に応用し、砂漠砂を高耐久人工骨材へと変換し、舗装コストの大幅削減によって世界のインフラ格差解消へ挑みます。
昨今の世界的な建設需要の拡大に伴い、コンクリートや道路舗装に不可欠な「天然骨材(砂・砂利)」の不足が深刻化しています。一方で、温暖化等により拡大し続ける砂漠の砂は、その粒径や形状から建設資材としての活用が難しく、未利用のまま放置されてきました。
この“無尽蔵な資源”を有効活用すべく、PathAheadは、独自の技術で砂漠の砂を造粒した人工骨材『Rising Sand』を開発しました。
本技術により製造された骨材は、従来の天然骨材と比較して約2.5倍の耐久性を有し、道路舗装の長寿命化(約20年)を実現します。これにより、舗装コストを最大60%低減させることが可能です。道路舗装用骨材に留まらず、コンクリートや路盤材など広範なインフラ構築に活用できる持続可能な資源の提供を目指します。
CACは2006年の設立当初より、アジアや米国市場を中心としたグローバルなスタートアップ投資を数多く実行してまいりました。本出資は、卓越した技術力をもって世界市場への挑戦を志す日本人起業家を支援したいという、当社のこれまでの歩みと重なるものです。また、CACでは近年、国内大手企業とスタートアップの交流を促進する取り組みを強化しております。本件のような大手企業のシーズ事業化や、オープンイノベーションの進展に寄与するべく、この度の出資に至りました。
極めてインパクトの大きいソリューションで世界市場へ挑戦するPathAhead社の実行力を、全力で支援してまいります。
■投資先情報
社名 :PathAhead株式会社
代表者 :代表取締役 伊賀 将之
所在地 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産東京三田サウスタワー10F
設立 :2026年2月
事業内容:道路舗装材料および建設材料の販売、道路舗装材料の研究開発
公式HP https://pathahead.jp/
【採用情報】
PathAheadは一緒に働く技術スタッフを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
https://pathahead.jp/career
この度の出資について
株式会社サイバーエージェント・キャピタル シニア・アソシエイト 矢﨑 啓太
この度、PathAhead社にご出資させていただく機会を頂戴しました。
PathAheadは、日本を代表する企業の一社である本田技研工業を飛び出して、アフリカの道路をアフリカの砂から作るという非常にユニークなチャレンジをする会社です。日本の技術を海外で事業化する、伊賀さんの壮大な挑戦にご一緒できることが非常に楽しみです。
アフリカでのビジネスや、骨材開発に関心のある方はぜひご連絡ください。
サイバーエージェント・キャピタル(CAC)について
サイバーエージェント・キャピタル(CAC)は、「Change the world, from Asia. アジア発、世界へ」をミッションに、スタートアップのエコシステムを支援するベンチャーキャピタルです。2006年に設立、現在は日本(東京渋谷)、ベトナム(ホーチミン)、インドネシア(ジャカルタ)、タイ(バンコク)、アメリカ(サンフランシスコ)の5カ国で投資活動を行い、グローバル展開を目指すスタートアップを支援しています。
サイバーエージェントグループにおける数々のインターネット事業創出で得た知見や拡大経験をもとに、シード・アーリー期のネットビジネスを中心とした投資活動、成長支援を行っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
サイバーエージェント・キャピタル 広報担当
E-MAIL: cac_public@ext.cyberagent.co.jp
