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無人宿泊施設運営システム「AirXpress EX」/Monthly Pitch! スタートアップの扉
無人宿泊施設運営システム「AirXpress EX」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

青木 渉 さん
サービス概要:
宿泊業界の人手不足という課題を克服するため、無人宿泊施設運営システムを提供するのはSpaciaNet Japan社。宿泊施設の無人化・省人化を実現し、多言語対応やオペレーションの自動化・効率化を可能にするテクノロジーを開発しています。
提供しているサービスは「AirXpress」。不動産会社から運営委託を受け、民泊物件のメールや電話対応をシステム化。現在はその拡張版である「AirXpress EX」に注力しています。レベニューマネジメント、集客、管理(現地管理や清掃)、施設プロデュースといった機能をワンストップで提供できるようにしました。2024年1月のサービス開始以来、取り扱い物件数を順調に増やしています。
SpaciaNet Japanは海外に拠点を構え、ITエンジニアや多言語対応が可能な人材を海外で確保。これが同社の強みになっているそうです。
Monthly Pitch編集部はココに注目:
コロナ禍を経て、日本へのインバウンド観光客が増加しています。2019年の3,188万人から、2024年は3,686万人に。2030年には6,000万人まで増える見込みとなっています。それに対して、宿泊業界は深刻な人手不足、さらに資材高騰や、土地不足といったホテル供給の課題に直面。不動産業界も、未活用不動産の増加に頭を悩ませています。
そこでSpaciaNet Japan社は、未活用不動産を無人運営による宿泊施設、いわゆる民泊として再活用する事業を展開しています。インバウンド需要の回復とともに高まる民泊ニーズに対応し、宿泊インフラの新たな形を提案しています。